こんにちは。札幌市豊平区の税理士青木です。

先日、ブログ作成代行サービスの業者の方から連絡があり、サービスを利用しないかと営業を受けました。

対象としているのはこのブログではなく、私の事務所のコラムについてです。コラムは税務の解説がメインで比較的真面目で固い印象のものです。

そのサービスはAIを使って記事を執筆するというものらしいです。

私はこのサービスを使いません。なぜブログ作成代行サービスを使わないかについてお話させていただきます。

YMYL(お金と健康)の記事は難しい

ブログ作成代行サービスを利用するとした場合、その目的はアクセス数の増加でしょう。

私の事務所のコラムは税務の話がメインであり基本的にはお金の話しかしていません。

お金と健康はYMYL(your money or your life)といって上位表示するのが難しい分野です。

そのため経験、専門性、権威性、信頼性が重要となります。(E-E-A-Tと言われています)

では、その経験、専門性、権威性、信頼性を代行サービスが充足するかというと充足しないでしょうね。

SEOの面から見ると代行サービスは使うべきでないといえます。

AIを使った代行サービスってどうなの?

AIの発達により従来人間が行っていた手数は確実に減るかと思います。この流れは今後も加速していくでしょう。

ChatGPTのような生成系AIの発達は目覚ましいですね。だれでも安価に利用ができるようになり素晴らしいと思います。

私がこの代行サービスに対する大きな疑問は、「AIを使った記事執筆は誰でも簡単に安価にできること」ではないかというものです。

恐らくこの代行サービス業者の使っているAIはChatGPTだと思われます。誰でも簡単に使えますよね。

AIがより身近に誰でも便利に使えるようになってきているなか、このような代行サービスはビジネスとしてどうなのかなと感じました。

AIが執筆するなら安価で時間がかからずできるものに対して、わざわざ代行サービスを利用するのでしょうか?

まとめ

ブログ作成代行についてのお話でした。

このような代行サービスは税理士事務所とは非常に相性が悪いと感じました。先ほど申し上げた通りYMYLとE-E-A-Tの問題を代行サービスでは解決しないのではないかという疑問があります。

AIを使ってビジネスにするということ自体は悪くないと思うのですが、あまりにも短絡的に考えている印象を持ってしまいました。

なにより、お客様との接点になるので自社でブログは書いた方がいいでしょうね。

◆編集後記◆
18日月曜日はアマゾンプライムでボクシングが配信されますね。
中谷潤人が那須川天心よりもアンダーカードになるとは何とも複雑な気持ちです。

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