こんにちは。札幌の税理士の青木です。
税理士であることを人にお話をすると「頭いいんですね」と言われることがたまにあります。
確かに税理士試験は難関資格ですが必ずしも学力の高さは求められません。
今日は税理士試験と学力についてのお話をさせていただきます。
学力が低くても合格はできる
結論から申し上げますと学力が低くても税理士試験に合格することはできると思います。
学力の高い方が良いことは間違いありませんが、あくまでも要素の一つにすぎないでしょう。
サッカー選手で例えるのであれば、学力の高さはボールを正確に蹴れる能力のようなものです。
ボールを蹴るのが下手であってもすごく足が速いとか、すごく体が強いとか、試合の流れを読むのが上手いとか長所となるポイントはたくさんあります。
税理士試験においては学力以外にも重要なことはあるかと思います。
合格に必要な能力とは
では合格に必要な能力とは一体何でしょうか。
1つ目はスピードです。
税理士試験はどの科目であっても時間との勝負となります。
そのためスピードが求められます。ただしただ早いのではなく正確性を伴うスピードが必要です。
2つ目は基礎項目を落とさない基礎力です。
整理士試験は相対評価で合否が決まります。
そのため他の人が正解をする問題を落としてしまうと合格が遠のきます。
個人的な感覚ではありますが他の人が正解できないような難しい問題に正解できても得点が振られていないように感じますます。
どの問題に何点配分されているかはブラックボックスではありますが…
基礎力を伸ばすためにはどうすればいいのかというと反復練習です。
模試などを繰り返し解き、不正解の箇所があればそれを記録し、なぜ間違えたかを分析します。
このようにコツコツ勉強していけば基礎力はついていくでしょう。
税理士試験に必要ない能力は?
逆に税理士試験で必要ない能力というものはあるでしょうか?
例えば「ひらめき」のようなものは税理士試験では求められません。
税理士試験の答えは税法の中にあるので、税法がわからなければどれだけ頑張っても回答することはできません。
なので「ひらめき」や「頭の良さ」というのは税理士試験とはそれほど関係ないように感じます。
まとめ
今日は税理士試験についてのお話でした。
有名大学を出ているような人でも意外と税理試験に合格しなかったりします。
税理士試験に合格するには頭の良さより泥臭さの方が求められるのでしょう。
◆編集後記◆
デービス対ガルシア 思いもよらぬ幕切れでしたね。
あのボディショットは歴史に残りますね。