北海道は自然豊かで広大な土地が広がっています。そのためサイクリングに適したコースが非常にたくさんあります。
サイクリングの魅力って何でしょうか?
運動になって健康的。キレイな風景が見れる。おいしい食べ物を食べに行くことができる。
これらのすべてが味わえるコースがあるんです。
それは札幌ー余市を結ぶサイクリングコースです。自転車ならではで味わえる魅力をお伝えいたします。
ちょっと頑張れば行ける距離
札幌ー余市間の距離は片道55km程度、往復で110km。自転車に乗りなれた人が挑戦するには適度な距離ではないでしょうか?
獲得標高も片道で370mなので、ちょっと頑張れば走れます。
適度な運動になることでしょう。
国道5号線を走るため、コンビニなども多く水や補給食が足りなくなる心配がありません。
万が一どうしてもきつくなっても近くをJRが通っているので輪行で帰ってくることもできます。
小樽にも寄れる
このコースは途中で小樽を通過することになります。
特に小樽運河は国道5号線から近いのでぜひ足を延ばしてみてください。
ノスタルジックな雰囲気があり魅力的です。
海がキレイ
このコースの最大のポイントはキレイな海を楽しめることです。
特に蘭島から余市にかけてはとてもキレイ。
車だとあっという間に過ぎていきますが、自転車だとじっくり堪能できます。
サイクリングの醍醐味ともいえるでしょう。
果物、海鮮が味わえる
余市は海鮮を果物の産地なので時期が合えばリンゴ、桃、ぶどうなど、いろいろな果物を食べることができます。
また、海鮮を食べられるお店も多いのも特徴です。
なかでもおススメなのが余市駅前にある人気店「柿崎商店」です。
新鮮な海鮮をリーズナブルな価格で楽しむことができます。
サーモンとイクラの乗った「イトコ丼」はイチオシです。
柿崎商店以外にも海鮮のお店はたくさんあります。また、カフェもゆったりと落ち着いた雰囲気のお店が多く、こだわりのコーヒーを出してくれます。いろんなお店をめぐってみるのも楽しいですよね。
残念なポイント
魅力的なコースですが残念なポイントもあります。
国道5号線は交通量が多い
まずは交通量が多いことですね。
特に小樽市内は道が狭いところもあるので注意が必要です。
塩谷のトンネルが長い
余市に入る直前の塩谷のトンネルは非常に長いです。
私はトンネルが嫌いなので、フルーツ街道に抜けています。
ちなみに、フルーツ街道にも短いトンネルはいくつかあるので日中であってもライトは必須です。
自転車でいくとニッカウヰスキーに寄れない
余市といえばニッカウヰスキーです。
蒸留所もあり、見学と試飲ができます。
ただし、自転車で行く場合、当然ですが試飲ができません。
残念ですが蒸留所に行くのは別の機会にしましょう。
まとめ
札幌ー余市間は道に迷うことも無く、楽しめるポイントが多いです。
距離も往復110km程度なので、自転車に乗りなれた方でしたら走りきることが難しくないと思います。
ぜひ自転車で余市の魅力を味わってみてください。
◆編集後記◆
午前中は曇り、午後から雨という予報だったので、自転車に乗っていたのですが10時位に雨が降ってきてしまいました。久しぶりに雨の中の自転車でした。風邪をひくことも、事故にあうことも無かったのでよかったです。