税理士試験の本試験で使う道具は電卓と筆記用具のみです。
今回は道具へのこだわりについてお話します。
電卓:消費税はSHARPがおススメ!! それ以外の科目なら何でもよい
消費税を受験される場合、電卓はSHARPがおススメです。
私はEL-N802という機種を愛用していました。
プロが使う道具とは言えないと思いますが税理士試験を合格するには十分です。
SHARPの電卓をおススメする理由は2種類の数字をメモリーできるからです。
1種類目はM+を使ったメモリーです。
覚えさせたい数字が電卓に表示された際にM+を押し
呼び出したいときにMRC(RMと表示されている場合もあります。)を押します。
この機能はSHARPの電卓に限らずどの電卓でも通常は搭載されています。
2種類目はGTを使ったメモリーです。
SHARPの電卓にはGT(グランドトータル)のスイッチがあります。
覚えさせたい数字を計算する前にGTのスイッチをオンにします。
次に覚えさせたい数字を計算します。
例えば50÷100の計算結果を覚えさせたいとします。
その場合、50÷100=を押すと電卓にGと表示されます。
そうしたらGTのスイッチをGTとアンサーチェックの間にしてオフにします。
それ以降はGTを押すと50÷100の計算結果が表示されます。
これはSHARPの電卓特有の機能です。
消費税の計算問題を解く際に2種類の数字を覚えることのメリットは
課税売上割合の変動を計算する際の時間短縮です。
課税売上割合の変動を計算することは時間がかかります。
税理士試験は時間との戦いですので、時間短縮を図れると合格に近づきます。
それ以外の科目を受ける場合は正直キーを押しやすければ何でもよいと思います。
しばらく使えばどんな電卓でも手になじみます。
筆記用具:ジェットストリーム、フリクション、Drグリップ
筆記用具の基本はジェットストリームです。
その中でもジェットストリームラバーボディは書きやすかったです。
名前の通り本体がラバーでおおわれています。
本試験ではジェットストリームラバーボディを2本持っていきました。
勉強の際はジェットストリーム以外も使用していました。
特に使い勝手が良いのはフリクションライトというマーカーです。
マーカーであっても消せるのが特徴です。
また、ソフトカラーというシリーズはテキストにラインを引いても見やすく重宝していました。
手書きでミスノートを作っていた際はフリクションシリーズのボールペン、フリクションボールで書いていました。
青い色で書くと記憶に残りやすいということを本で読んだので青色のインクを愛用していました。
受験専念の方におススメなのはグリップの太さの異なるボールペンを用意することです。
受験専念の場合ボールペンを握る時間が長いので腱鞘炎になりやすいです。
太さの違うボールペンを交互に使うことは腱鞘炎の対策になります。
私はジェットストリームのほかにDrグリップを使っていました。
グリップが太いのが特徴です。
ただ、替え芯があまり売っていないという欠点はあります。
こだわらなかった電卓左打
電卓を左手で操作し、右手で筆記用具を使うというは筆記用具の持ち替えがないので時間短縮につながると思います。
ただし、私はやりませんでした。
そもそも不器用なので左手で電卓を打つということにかなり神経を使うのでやらなかったです。
練習をすればできるかもしれませんが、習得するまで時間がかかりそうです。
個人的には左手で打てなくても税理士試験は合格できると思います。
すくなくとも私はそうでした。
まとめ
今回は税理士試験における道具選びの話でした。
あくまでも自分の体験談ですので人それぞれベストな道具は違うでしょう。
ベストな道具を探すため試行錯誤するのは面白いですよね。
ただ電卓はキーの配列などにより手になじむまで時間がかかるかなとは思います。
◆編集後記◆
亀田和毅選手、勝利おめでとうございます。
次戦はムロジョン・アフマダリエフ選手へ挑戦ですね。
ジャブのハンドスピードとブロッキングのうまさでどうやって攻略するのか楽しみです。
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