「難関資格に合格して人生を変えてやる!!」そのように考えたことはありませんか?

かつての私もその一人です。

しかし私の場合、税理士試験の勉強を始めるまで、まともに勉強したことがなかったため勉強の仕方がわかりませんでした。

今回は勉強の仕方がわからなかった私が税理士になるため「勉強の仕方」を勉強した話です。

最短で結果が出る超勉強法

勉強の仕方がわからなかった私は本屋に行って勉強本を買いあさりました。

その中で私にとって最も役に立ったのが荘司雅彦さん著『最短で結果が出る超勉強法』でした。

荘司さんは東京大学入試、司法試験に合格された弁護士で、自身の勉強法を用いて娘さんの中学入試も合格させた実績をお持ちの方です。

写真を見ていただくと分かるのですが、付箋をたくさん貼っていて当時の私がどれだけ必死に読んでいたかが垣間見えますね。

短期間で何度も回転させ目からウロコを落とす

『最短で結果が出る超勉強法』で最も参考になったポイントは「短期間で何度も回転させ目からウロコを落とす」というものです。

本書では分量の少ない入門書を短期間で繰り返し読むことを推奨されています。

わたしはこれを税理士試験で応用し、簡単な問題を短期間で繰り返し解くことをしていました。
特に基礎的な計算の総合問題は何回も解いていました。

これによって基礎項目を間違えるということはほとんどなかったと思います。
税理士試験は難しい問題をどれだけ正解するかよりも、簡単な問題をどれだけ間違えないかが重要だと私は考えます。

うまくいく光景をイメージする

合格している姿をイメージし、潜在意識を活用することで勉強の効率がアップする。
具体的なイメージを潜在意識に常に送り込んでいると、いずれそのイメージが実現する。

これだけ聞くと何の根拠もない無意味なものに聞こえるかもしれません。

しかし、私は模試の成績が良くなかったですが、毎日のように税理士試験に受かる姿をイメージしていたせいか、不思議とネガティブな気持ちにはならなかったですね。

「本試験では絶対に大丈夫。だって受かるから」このくらいの気持ちでした。
今振り返っても全く根拠のない自信だけは持ち合わせていました。

5分間の黄金作業

一時間勉強をしたら5分間は勉強の反芻にあてます。
何を勉強したか記憶から呼び戻し、頭の中で繰り返してから学習を終えます。

また1日の終わりにその日に何を勉強をしたかをリラックスして振り返ります。
これにより学習した内容について記憶の定着を図ります。

税理士試験本番で一番怖いのはうろ覚えです。

中途半端に覚えているものを解答用紙に記載すると不安になりますし、何より迷う分時間をロスします。

税理士試験は時間との勝負なのでわかるところはわかる。わからないところはわからないとハッキリしないと厳しい戦いになるでしょう。

まとめ

私は素晴らしい学歴があるわけではないですし、勉強に向き合った経験も乏しかったです。

それでも税理士試験に合格することができました。

ご紹介した書籍に載っているやり方が合わない方もいるでしょう。
重要なのは自分に合った勉強のやりかたを早くみつけて実践することです。

税理士試験に限らず難関資格に挑戦される方のお力になれれば喜ばしい限りです。

◆編集後記◆
台風が去って季節が夏に逆戻りしましたね。
日中の日差しの強さに驚いています。