ここ最近、グラベルロードという種類の自転車が人気を博しています。
日本各地でもグラベルロードのイベントが開催されるようになり、愛好者も増えてきています。
今回は私の愛車であるNESTOのGAVELをレビューします。
グラベルロードの特徴
そもそもグラベルロードって何?ロードバイクと違うの?
「グラベルロードとロードバイク何が違うの?」そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
グラベルロードのグラベルとは砂利道を指します。太いタイヤを装着し悪路でも走れるのがグラベルロードの特徴です。
それに対しロードバイクは舗装路しか走れません。しかしスピードはグラベルロードよりも速いです。
また、走行時の姿勢にも特徴があります。
グラベルロードは上体が起きた姿勢で走行することができ、体への負担が少ないです。その反面、空気抵抗を受けやすくなっています。
それに対し、ロードバイクは前傾した姿勢で走行するため、体への負担はあります。しかし、その分空気抵抗を減らすことができます。
NESTO GAVEL 実際乗ってみてどう?
私が実際にNESTO GAVELを乗った感想を述べます。
GAVEL特有の感想というものもあればグラベルロード全般の感想もあります。
ロードバイクよりデカい
グラベルロードはロードバイクより大きいです。
一般的なロードバイクのリアセンターは410mmですが、GAVELのリアセンターは430mmです。
その影響もあり、直進するときはふらつきが少ないのですが、小回りはあまりききません。
タイヤの太さも一般的なロードバイクが25Cか28Cなのに対しGAVELは38Cです。
タイヤの太さによる影響は体感しやすいです。乗り心地が良く、段差があっても気にならないですし、パンクの心配も少ないです。
体が首が痛くならない、体が疲れにくい
私はロードバイクでロングライドをすると首が痛くなるのですが、グラベルロードであれば首が痛くなりません。
走行時の姿勢が起きていて楽なことに加え、フレームが太いため振動を吸収してくれるので長時間乗っても疲れにくいです。
コスパ最強
グラベルロードをを購入する際に私がこだわったのは「カーボンフォーク」「スルーアクスル」「ケーブル内装」というポイントです。
これらの条件を満たすバイクの中で最も価格が低いのがGAVELでした。
正直NESTOはメジャーなブランドではないので、低価格が売りなのかな?と思っていました。しかし、実際にバイクを見るとその印象は変わりました。価格を下げるために妥協しているポイントが見当たりません。
コスパの良さはコンポーネントにも表れています。
他社同価格帯のバイクは8速のClarisがほとんどですが、GAVELは9速のSORAで組まれています。
※ロードバイクに乗っている人からするとClarisもSORAもちょっと思うかもしれませんけど。
舗装路では物足りない
グラベルロードではありますが未舗装路だけを走っているわけではありません。
むしろ舗装路を走ることの方が多いです。
舗装路の巡航速度はロードバイクから-5Km/h位でしょうか。
正直、舗装路では物足りなさを感じます
まとめ
GAVELを買ってよかったかと問われるともちろん買ってよかったです。
ただし、私はレースに出るわけではないので、競技志向の方にはあまり向かないかもしれません。
これはGAVELに限らずグラベルロード全般に言えることですが、何を求めてグラベルロードを買うかをはっきりさせないと後悔するかもしれません。
速さではロードバイクに勝てない、悪路の走行性能ではMTBに勝てない、そういった側面がグラベルロードにはあります。
◆編集後記◆
お金に対する不安をなくすことが、税理士の職業人としてあるべき姿なのだなと実感する出来事がありました。