こんにちは 札幌の税理士の青木です。

先日、Chat GPTの勉強会に参加してきました。

今日はその感想についてお話しさせていただきます。

IT系の人でもトレンドをキャッチアップしきれていない

今年に入ってからChat GPTに代表されるような言語 AI の発達が目覚ましいです。

Chat GPTのAPIが公開されてから数週間しかたっていませんが。Chat GPTを組み込んだサービスというのは1000以上あるそうです。

毎日のようにAI に関するサービスが生まれ、その情報も更新されていきます。

そのため IT系の人でもAI に関するトレンドをキャッチアップ しきれていないそうです。

AIの勢いというものは凄まじいものがあります。

ITで税理士の仕事の30%がなくなるらしい

ゴールドマンサックスの調査によると AI の発達により税理士の仕事は30%程度がなくなるそうです。

何がどのようにしてなくなるのかについては、はっきりしていませんが税理士の仕事の30%がなくなることについて私が思った2つあります。

1つ目は、仕事がなくなるということは、それまで 税理士に頼んでいた仕事を普通の人がなんなくこなせるということになるのでしょう。

今まで費用や手間がかかっていたようなことも、無料で手早く確実にできるようになるのであれば、社会はより良い方向性に進んでいくのではないかと思います。

もう1つは、税理士の仕事の30%がなくなるということに対し脅威に感じるかどうかという点です。

税理士は 平均年齢が60代後半と言われてます。税理士試験の受験者数も年々減っているため 税理士は今後 少なくなってくるのではないでしょうか?

そのため市場規模が縮小したとしてもプレイヤーも縮小していくので仕事がなくなって困るということは少ないのではないかと楽観視している部分もあります。

今後はAIを上手く使える税理士とそうでない税理士には差が生まれてしまうということなるのでしょうけれど。

みんなどう使えばいいのか模索している=同じスタート地点に立っている

勉強会で感じたこととして、AIの使い方はまだ模索している段階であるということです。

AI の回答の過程や道筋というのは ブラックボックスになってます。また、AIは必ずしも正しいことを答えているわけではありません。

そのような特性があるため、何に使うのに適しているかということに対してはまだ試行錯誤の段階です。

そのため、ITに詳しい人とそうでない人であっても、今の時点ではそれほど差がついていないように感じます。

アイディア次第ではITの専門家でなくてもAIを有効活用できるのではないかと思います。

まとめ

Chat GPTについてのお話でした。

先ほどもお話をしましたが、とにかく変化が激しいです。

そして使い方には可能性を秘めています。

今後どのようにAIを使っていくかは考えていかないといけないと実感しました。

◆編集後記◆
テキスト系のAIだけでなく画像系のAIの発達も驚くばかりです。

AIアニメーションなんかすごいですね。