11月1日のボクシング世界ライトフライ級統一タイトルマッチが行われました。

京口紘人選手対寺地拳四朗選手。結果は寺地選手の7回TKO勝ち。とても素晴らしい試合でした。

試合について私個人の感想を書き連ねさせていただきます。

予想外の展開

私の予想は京口選手の判定勝ちだと思っていたので予想を外してしまいました。実力者同士が戦うとお互い有効打が少ない試合になることもあります。カネロ対ゴロフキンⅢなんかも有効打が少なかったかと思いますが、あのような展開になるのではないかと予想していました。

試合が始まって驚いたのが寺地選手の距離でした。前の試合はインファイトを見せていたのでもっと近い距離で戦うと思っていたのは私だけではないと思います。

距離をとってジャブで試合をコントロールしていましたね。フットワークも良くジャブで確実にダメージを与えていました。

京口選手が中に入れなかったほど完成度の高いボクシングでした。実際、京口選手が攻めれたのは5ラウンドの終盤だけでしたね。これだけ一方的な試合になると予想できた人はいたのでしょうか?

3団体統一は目の前?

試合後のインタビューで次はWBOのジョナサン・ゴンザレス選手と戦うことを表明していました。

岩田翔吉選手との試合を見る限りジョナサン・ゴンザレス選手に勝機はあるのかな?という印象を抱きました。岩田選手の試合みたいに逃げ切るということは難しいのではないでしょうか?

寺地選手は矢吹選手に負ける前からアウトボクシングの完成度が高く、相性の悪いボクサーがいないと思っていました。それが負けを経験して攻撃に磨きがかかった印象です。この階級で一番強いのではと思ってしまいます。

今後は4団体統一路線に向かうことでしょうから楽しみですね。

ボクシングファンとしては複雑な思い

寺地選手が素晴らしいことは喜ばしいのですが、同時に京口選手が負けたことによる喪失感もあります。
いままで積み上げてきたものが一夜にして崩れ去ってしまったのは見ていて心苦しいですね。

アンダーカードの中谷正義選手もそうなのですが知名度がある選手がKO負けすると複雑な思いがあります。

まとめ

試合は本当に素晴らしかったですね。日本人同士でこれだけハイレベルな試合はなかなかないでしょう。
それだけに今後の両選手の動向にも注目です。

◆編集後記◆
amazon musicの仕様が変わりましたね。
今後はSpotifyを使います。