税理士試験の難易度高いのは、税法の暗記が必要だからです。

ほとんどの受験生が理論暗記に苦しめられています。
暗記の方法は受験生それぞれが試行錯誤すると思います。

今回は受験科目を消費税法に絞りオススメの理論暗記方法についてお話します。

消費税の理論暗記は唱えて覚えるのが基本

消費税の理論暗記は唱えて覚えるのが基本です。

唱えるとはひたすら暗唱することです。
他の人に聞こえない程度の音量でいいのでしっかり声に出しましょう。

なぜ、唱えることをおススメするかというと次の理由からです。

  • 書いて覚えるのに比べ数をこなせる
  • 書いて覚えるのに比べ手が疲れない
  • 消費税法の理論は覚えやすいので暗唱で十分対応できる


書いて覚えることとの比較についてはイメージがつきやすいと思います。

理論は繰り返し行わなければ覚えられません。そのため数をこなすのは必須です。

また手で書くのを繰り返すと腱鞘炎になることのあるので本試験に影響が出てしまうこともあります。

消費税法の理論は、他の科目に比べ覚えやすいです。

消費税の理論は箇条書きに近い条文構成のものが多いうえ
同じような条文構成の理論も少ないです。

そのため暗唱で十分対応できます。

紙に書くのは模試の時だけでOK

紙に書くのは模試の時だけで大丈夫です。

ただし、模試を受ける際は時間の測定をしっかりしましょう。

この程度の文章量ならこのぐらいの時間で書けるということをしっかり把握しましょう。

そんなぶっつけ本番みたいな形で模試を受けるのか?
それでは模試の成績が悪いのでは?と疑問が湧くかもしれませんが
模試は本試験を合格するためのものです。

模試で高得点をとることが目的ではありません。

なので模試の位置づけを理論の暗記の精度や得点だけにフォーカスするのではなく
自分のスピード感を測定することにもフォーカスすべきです。


本試験は時間との戦いです。
自分のスピード感の把握は時間との戦いにおいて必須です。

時間を制するだけで合格は圧倒的に近づきます。

暗記の精度が不安ならWordでアウトプット

唱えるだけでは理論暗記の精度に不安がある場合はWordでアウトプットするのがおススメです。。
唱えるだけだとあいまいなまま覚えてしまうこともあります。
しかしWordでの出力であれば間違えて暗記した部分やあいまいな部分も確認ができます。

また、紙に書くよりも速くアウトプットできます。
繰り返しになりますが理論暗記には数をこなす必要があるので速くアウトプットができるのはメリットです。

Wordのアウトプットでは、本試験で漢字が書けないのではないかという心配があるかもしれません。
しかし、税理士試験の理論で難しい漢字はなかなか出てこないですし、案外書けるものです。

まとめ

消費税の理論暗記は比較的覚えやすい理論です。

そのため唱えて覚えるスタイルでも十分対応できます。

ただし、覚えやすいからといって合格しやすいわけではありません。

消費税の理論は精度とスピードでの勝負になります。

そのため、回数をこなす、模試での時間管理を徹底する。
それだけで合格はかなり近づきます。

消費税法計算についてはこちら

相続税の理論はこちら

◆編集後記◆
村田選手、ゴロフキン戦が延期。
非常に残念です。
来年の春に開催という話も出ていますが、両者ともにコンディションが良いときに開催してほしいです。


◇最近聞いた音楽◇
上原ひろみ
SPARK