青木征爾税理士事務所は私ひとりの事務所です。
従業員を採用していませんし、今後も人を採用するつもりはありません。
私がなぜひとりで事業を行っているかの理由をお話させていただきます。
従業員を雇っていない=ひとり税理士
従業員を雇っていない税理士を税理士業界ではひとり税理士と呼ぶことがあります。
偏見かもしれませんがひとり税理士と聞くと次のようなイメージを私は持っています。
ひとり税理士のイメージ
- 組織に馴染めない、というより馴染もうとしない
- これは譲れないというポイントが人より多い、というよりも少し怒りっぽい?
- 金銭より価値観を重視
平たく言うと少し「とがったひと」が多いのではないでしょうか?
私はというと、
わたしへのあてはめ
- 組織に馴染めないわけではありません。組織に居れば馴染もうとはします。
- 譲れないポイントが人より多い。これはあるかもしれません。しかし私は怒りっぽくはないです。
- 金銭より価値観を重視。これはあてはまります。自由度や変化への対応を重視しています。
当てはまる部分もあります。しかし組織へ馴染める、馴染めないが大きく違いますね。
恐らく組織へ「馴染めない、馴染まない」が「とがっている」につながっているのではないでしょうか?
そういう意味では、私自身はとがってはいないですね。
とがっていない私がひとり税理士である理由
では、とがっていない私がひとり税理士である理由は何なのでしょうか?
理由は大きく分けて2つあります。
小回りが利く、変化への対応ができる
小回りが利く、変化への対応ができるはひとりならではのメリットです。
新しいサービスやシステムの導入、仕事のオペレーションを変えるというのもひとりではスムーズに行えます。
もし、従業員がいる場合は、変化のたびに従業員を振り回してしまうことになります。
そうなるとお互い消耗してしまいます。
サービスの質を担保したい
税理士事務所のサービスは属人的なものです。
担当者が変わるとサービスの質が変わってしまうというのはそう珍しい話ではありません。
また、会計事務所に仕事を依頼しても税理士が来るとは限りません。
お客様の視点に立つと、そのような状況に不満を持つのではないでしょうか?
私がひとりで事業を行うメリットは担当変更がないという点と税理士が必ず対応するという点にあると考えています。
まとめ
今回は私の税理士事務所に対するスタンスの話でした。
考え方は人それぞれですので、組織や税理士ではない監査担当を否定しているわけではありません。
あくまでも私の価値観ですのでご理解いただけると幸いです。